こいつは、序盤の海事でお世話になる、3隻編成の"Isram Merchant Fleet"を
倒すとたまに出現するレア編成の敵で、この敵からしか手に入らない
「黒羅紗(くろらしゃ)ドルマン」を手に入れる事が出来ます。
この黒羅紗ドルマンは、奇襲が成功出来る敵の中でも比較的手に入りにくく
その入手難易度は奇襲できない旗付きNPCのレアと引けを取らない、
とも言われている代物。上から下までシックな黒さで統一されているドルマンは
この服以外には無く、レアハンターを自称するからには狙うしかありません('-'*
早速、奇襲をしかけ粘着。
2時間程粘ったのですが、仕事の呼び出しがあったので残念ながらそこで終了。
まぁ、「黒羅紗ドルマン」の性能そのものは、「ダマスク織りドルマン」と同じなので
無いと困ると言う事もありませんから、次の機会を狙う事にします。
しかし、実は今までも何回かTripoli Merchant Fleetを見つけては(積荷強奪が無かったので)
倒していたのですが、やはり海外鯖で知られていないからか狙う人も少ないようです。
で、ふと情報が全く無いのだろうか…、と気になってGoogle先生で色々と検索してみたら
ありました。IDとか載ってるので、恐らくデータを解析したものでしょうね。
日本語で「トリポリ商船隊」と書かれているのも面白いです:)
http://uwodbmirror.ivyro.net/eg/main.php?id=00003700
しかし、その名前が…
"Black Woollen Dolman"
日本語に逆翻訳すると、「黒い羊毛のドルマン」
何だかイケて無い名前…('-';
イケて無いのは自分の翻訳力な気もしないでもないのですが、何となく釈然としません。
羅紗って漢字が良い雰囲気なのかな?などと色々と考え出してしまいました。
ってか羅紗ってそもそも何よ、と思ってWikipediaで調べてみると
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ラシャ(ポルトガル語:raxa)とは、毛織物の一種。日本へ入って来たのは南蛮貿易のころである。名称も当時のポルトガル語名称に由来する外来語であり、表記も音を漢字で表した「羅紗」を用いる場合もある。「羅」も「紗」も絹織物に関連する意味する漢字だが、羅紗自体は絹製品ではなくウール製品である
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ラシャ(ポルトガル語:raxa)とは、毛織物の一種。日本へ入って来たのは南蛮貿易のころである。名称も当時のポルトガル語名称に由来する外来語であり、表記も音を漢字で表した「羅紗」を用いる場合もある。「羅」も「紗」も絹織物に関連する意味する漢字だが、羅紗自体は絹製品ではなくウール製品である
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これを見て、自分の感じた違和感はもしかしてアレかな?と思ったのが
この間、ホテルで見てたNHK Worldの番組で言ってた話。
日本語と英語の違いについてディスカッションする内容だったのですが、
日本語には、文の中になるべく多くの情報を付加させようとする特性があるのだそうです。
例えば、日本語では動物を数えること一つにしても
「1匹」、「2匹」 と言った数え方もあれば 「1頭」、「2頭」と言った数え方もあります。
通常、「匹」と言う漢字はチワワや猫のような「人間よりも小さい生き物」に対して用いるし
「頭」と言う漢字は象やドーベルマンのように「人間よりも大きい生き物や
他の同類と比べても、比較的大きい生き物」と言う場合に用います。
他の同類と比べても、比較的大きい生き物」と言う場合に用います。
つまり日本語は数だけでなく、「大きさ」と言う情報まで付加させて相手に伝えようとする。
しかし英語ではone dog, two dogs などの数え方で、そういった情報を入れてこない。
だから、船が一隻だろうが一艘だろうが一杯だろうが一艇だろうが one ship で済む。
このように「情報量を少なく抑えて伝える」のが、英語の特徴の一つだと言う訳ですね。
ここまで頭で整理してようやく、「羅紗」と言う漢字から感じる「南蛮っぽい」、「外来品っぽい」、
「特殊な素材や作り方っぽい」と言ったような情報が全部無くなって、素材としての
ウールと言う情報しか英語には載っていないから物足りなさを感じたのだろうと気付きました。
とまぁ、トリポリ商船隊からここまで妄想膨らませる奴もどうかと思いますが…
とりあえず、次は黒羅紗ドルマンを手に入れるよって事で一つ('-'
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