今回はUWOとは直接関係のない雑記です。
欧米ネットマーブルのミニファイター運営終了のお知らせについての私観。
プリウスオンラインも、気付いたらどこかに行ってしまいました('-'
国内のNetmarble Japanではイースオンラインのサービスも停止しましたね。
このままだとUWOも…((('-')))gkbr
ま、どうなるかは分かりませんが、UWOの集客率は他のサービスより多い様子だし
ネットマーブルが欧米市場から撤退するつもりならUWOも同じタイミングで切られる筈。
近アジアのベトナムも次期主力市場に見据えている筈なので、恐らく大丈夫じゃないかな。
RMT業者が活発に動いている事が個人的には安心してる要素の一つになっていますがw
ただ、Netmarbleに関しては、サドンアタックの一件でNetmarbleの親元CJグループの醜態がゲーム系ポータルサイトなんかで大きく報じられたので、割と憂慮してる段階でした。詳しくはこの辺りが参考になるかな。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/korea/20110616_453593.html
http://suddenattackposition.blog91.fc2.com/blog-entry-312.html
最近両者は和解して、CJは引き続きサドンの運営を行っているようですけどね。
でもNetmarbleだけではなく、ゲーム業界自身が色々と大きく変わる時期に
来ているかもとは思ってました。それについての私観を一つ('-'
自分は少しですが株をしているので、投資先としてゲーム業界について色々と
興味本位で調べた事がありましたが、今のゲーム業界には投資先を見出せませんでした。
精々、携帯ゲーム業界やiPad向けのデジタルコンテンツゲーム関連くらいでしょうか。
とにかく、気になるのが開発コストの高さ。
例えば、カプコンの2011年3月期業績の営業純利益は77億5000万円。
スクエア・エニックスの2010年3月期営業純利益は100億円程。
数字だけ聞くとやたらと儲かってるようですが、実際にはドラクエやFFなどの
大型タイトルの開発費用は通常、一本で20億円以上はします。
具体的には、FF12 44億円、Halo3 50億円、メタルギアソリッド4 55億円、グランツーリスモ5 85億円、などなど。オンランゲームで高額の開発費を謳っているTERAなんかで40億円くらいですかね。
大手のゲーム会社は、こういったソフトを複数、同時平行で開発しています。
ぶっちゃけ、2つオオコケしたらあっと言う間に赤字に転落するのが目に見えるような膨大な開発費の上で成り立っています。
だから、あまり革新的な新作は作りにくい。
在り来たりなゲームシステム、続編、キャラモノなどが多い傾向にどうしてもなってしまう。大手になると1000人近くの社員を抱えているから、そうそう博打も打てないのでしょうけど。
で、そんな状況下で実際にスクエア・エニックスがやらかしてしまった訳ですね。
上の数字は2010年のものですが、2011年3月期は120億円の大赤字です。
理由はオンラインのFF14が凄まじいオオコケしたから。
そんなFF14の失敗で、ゲーム業界の問題点が見えてきたと思います。
ゲーム業界は大きくなるに連れて、より美しいグラフィックを、より面白いゲーム性をと、どんどん複雑化していったように思えます。そしてその分、より難易度の高い開発スキルを要求されて、開発に携わるプログラマーなどの給料も高い状況になっていて人件費が年々嵩んでいった。
上に書いたCJグループの醜聞もそうですが、今のゲーム産業というものは、とにかく凄まじい金額のマネーが動く巨大コンテンツになってしまいました。
積み上がった開発費や損得勘定などがどうしても会社を動かして、面白いかどうかと言うものは二の次になってユーザーは取り残されてしまっている、と感じています。
だから、開発費の高さがゲームの面白さだといわんばかりの喧伝をするTERAなんかは、逆に言えば「開発費を何が何でも回収しないと大変なんです('-';)」って言ってるようなもので、きっと理不尽な課金制度なんだろうなぁと思ってプレイする気なんかぜーんぜん、起きませんでしたがw
そんな訳で、今後は様々なゲーム製作、運営、ボータルサイト経営会社などは、コストを削減するために大規模な事業の効率化、縮小などを視野に入れてくる時期になってきた筈だと思います。Mini Fighterやイースオンラインのサービス終了はそういった流れの一環かなと感じるところ。CJはサムソン系列のグループですから、経営判断は早い類だと思いますし。
ちなみに、この手の事業の効率化などは他の産業界などでは既に起きています。
沈みそうになったApple社に招かれたスティーブ・ジョブズが最初にやったのは自社工場を潰した事だったし、日本では軽自動車で有名なSUZUKIも、インドにいけばTOYOTAよりも遥かに、それこそ桁違いに知名度は高い。当地の安い労働力を上手く使って、シェアを広げたからです。
もちろん他の産業とは違って、安い労働力を馬車馬のように働かせれば良いゲームが作れる、と言う訳でも無いのでしょうから、ゲーム業界の実状にあった独自の手法やアイデアが必要になる筈です。そういうものを見つける会社が出てくるだろうと思って、暇な時にこの業界をウォッチしてたりします('-'*
BANがどうとか色々言ったりもするけど、運営がやめちゃったらそれこそなんにもならないよねw
ReplyDeleteちょっと課金してあげようかという気持ちになってきました!
俺も株やってるけどサブプライムローンのときに不動産株もってて、仕事忙しくて放置してたら大変なことになっちゃって身動きとれなくなってしまってますw
10万だったのに今1000円くらいになってますwww
お金ってこわいなーと思いました!!!
個人的には、お金に見合う価値があると思えば払えば良いと思います:)
ReplyDelete価値が無いようなコンテンツだったら、結局みんながお金を出さないので廃れるだけですしね。
>10万だったのに今1000円くらいになってますwww
うへぇー…('-';
自分は運良く、あの時はポジション持ってなかったので損失無かったですけど、親父の知人が年金を突っ込んで2000万円も大損出してたのみて怖いなぁって思いました。
今もEUや米国もかなり財政が厳しい状況で、中国も無理な政策を続けてバブルが弾けそうなので、キャッシュが一番だと思って円で待ってます。スト2の待ちガイルみたいにw